REVを観て

今年の関東エリア予選は都合がつかなかったので、REVブロック構築は完全に見てるだけだったんですね。

その純粋な観戦者の立場から言わせてもらうと、REVブロック、めっちゃくちゃ面白かったです。

ただタイムラインにはREVブロックに対する不満の声が結構上がってきてて、そこのギャップは一体何なんだろな、というお話。

 

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いきなりなんですけど、漫画『SLAM DUNK』の湘北vs山王工業の話をしますね。

下馬評の低かった湘北が、絶対王者である山王工業をジャイキリする展開なんですが、湘北の安西監督が勝利への道筋を明確に持ち、桜木や流川が試合の中で遂げた大きな成長(と河田弟を出すナメプ)が勝利の要因となったことが明確に描かれています。

何が言いたいのかというと、ドラマチックな逆転劇が生まれるためには、勝つ理由が必要ということです。

 

翻ってREVに話を戻します。

REVブロックは、まず《轟く侵略 レッドゾーン》などの侵略をメインとしたアグロが強く、それを受けられる構築がtier1に顔を出すといった構図でした。それ自体はいいです。ただ、その受け方がよろしくなかった。

シールド・トリガーによる逆転劇がドラマ性を生む、と考えられて今回のプールが設定されたのだとしたらそれは間違いです。コントロールの効かないトリガーによる逆転は、ドラマ性を生むにはあまりにも脈絡が無さ過ぎる。

 僕がREVブロックに対して感じていた「面白さ」というのは、劇画を観賞した時ではなく、コントを観た時のそれでした。

 

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ただ、赤侵略ミラーで踏んだ踏まないの馬鹿騒ぎをやってるのはめちゃくちゃ楽しいので、純粋にプールそのものの評価としては実はそこまで低く見ていません、が、これは公式大会に採用されたレギュレーションです。

見て笑ってる側がコントだと思ってるなら、真面目にプレイしてトリガーに殺された人はピエロにでもなった気分でしょう。

レギュレーションなど、外枠の部分で競技性を高めようとメスを入れた今年の公式大会で、肝心のカードプールが同じ方向を向いていないのは失敗と言わざるを得ないと思います。