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GP4thレポ

参加してきた。

話は『ジョーカーズ参上!!』発売の2週間ほど前に遡る。

コロコロで発表された新弾スポイラーを「新種族だしこんなもんかな、ダンガンオーがロマン砲だけど上手く使えれば楽しそうだな」などと考えながら眺めていた。
ふとvault対戦ルームに目をやると、件のダンガンオーが4ターン目に5点シュートを決めていた。

えぇ……。


ほどなくして身内間で試し始めると、既存のデッキで勝ち越せるものが皆無に等しいと分かった。
元々の受けが薄いデッキは勿論、ビマナやロージアも過剰打点と《センノー》の前に高い要求値を突きつけられ屈していった。

そんな状況を受け、筆者が用意したリストはこれだ。

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後続の供給を断つことの出来る《ミラダンテ》を軸に、ベガス+テックと小回りの効く除去である《デモンズ・ライト》をプラスしたこのデッキはジョーカーズ相手に十分な結果を出した。というか100-0。

GPに携えていくのに相応しいリストを用意できた気でいた。この時は。

ついに『ジョーカーズ参上!!』が発売され、早速各地のCSで結果を残すなど実力を発揮していた。しかし、筆者が想定したようなメタゲームにはなり得なかった。
そう、前環境の覇者、モルトNEXTである。

NEXTが流行る分には問題ない、とも思っていたのだが……勝てない。
《バトライ武神》が重く、受け切ることが出来なかった。
慌てて《スーパーエターナルスパーク》を試すも、後続を持たれている状況でネクストを盤面に残してターンを返す行為は危険極まりなく、有効手とはならなかった。

かくして、ロージアダンテを放棄することになった。

GP候補が白紙になったため、周囲がこぞって試していた猿に目を向けた。

猿を含む緑系ループといえば、前環境でモルトNEXTに勝てなかったアーキタイプ。その対面には、

①一手遅い
②先んじて動くと《メガマグマ》に引っかかる

という2つの問題点を抱えていた。
そのうち①は《ステップル》の登場で緩和されてはいたが、そうなると更に②が重い。どこかに解決してくれる都合の良いカードが…………

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あった。

しかし、サソリスやべアフガンを扱ってきた筆者にとって、ヤドックの印象はひとこと、「使いにくい」に尽きた。

最も重要な1ターンを相手から奪うことが出来るが、その1ターンで勝負を決めることが出来なければ、立てていないも同然だった。
スペックに取り柄のない4マナのクリーチャーを流れに乗せて出しながら、即勝負を決める。そんな都合の良いことが出来るはず…………

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!?!??!!!!?!?!!?

これならば即死させることが出来る上、横に3打点を置きつつのヤドックは①の要素にもなりうる。更にビートダウンプランの障害である《バトクロス》の脅威をも取り除くことが出来る。
それでもNEXTに有利とまでは言えなかったが、対等に殴り合いつつ、NEXTを受けに来たデッキはカモ。

これはいける、とその研究に乗っからせてもらうことにした。

細かい枚数配分やフィニッシャーが順調にブラッシュアップされていき、ほぼ完成した状態でGP数日前を迎えた。

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筆者自身、このリストに大いに納得しながらも、ひとつだけ心に引っ掛かっていることがあった。

「元々、『刺さるが使いにくいヤドックを最大限通す為のリスト』に可能性を感じたのだから、ヤドック自身もまた最大限に採用しなくては一貫しないのではないか……?」

悩んだ末、ヤドック4枚目を採用したリストで出ることに決めたのは、前日の深夜のことだった。

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そして、GP4thが始まった。


1回戦 オールデリート
いきなりフィニッシャーである《グレイトフルライフ》が盾に落ちるも、相手のドキンダムに救われ勝ち。

2回戦 ジャスティスループ
ヤドックを立てるも満足に動けず、相手が6に達して殴る他ないかと思われたタイミングで上からジャーベルを引き、一気に回って勝ち。

3回戦 オールデリート
有効牌しか引かず、ほとんどタイムロスなく回して勝ち。

4回戦 ミスプラバスター
再び盾落ちするも、オールオーバー5点から吸い込む1枚しか捲れず、超過打点で押し込んで勝ち。

5回戦 猿(ナッツ型)
先攻3ターン目で次ターンの過剰打点を調達するドブンの上、相手の初動であるナムダエッドからハヤブサマルが落ちて極端に裏目が減ったので普通に殴って勝ち。

6回戦 5cバスター
ステップル→サンナップヤドックと動き、ワンパン。


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7回戦 5cバスター
《リバイヴホール》の連打の前に盤面を作ることが出来ず、ついには相手の禁断解放を許してしまう。ここから逆転するには、

①謎の力でターンが帰ってくる
②上からジャーベルを引く
③ジャーベルで見た中からサンマッドを引く

しかない。
まずはターンが帰ってくることを祈る!頼む!!!

.


「ターン終了で」

よし!!!

しかしまだ第一段階を突破したに過ぎない。ここからが本当の勝負だ!

ドロー!!!

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「負けたと思って観戦やめたでしょ。勝ったよ。」
ハザマ「!?」

※相手の方はハンドにラフルルを持っており、次のターンに召喚してエウルブッカをケアしたかったようです。

8回戦 オールデリート
順調に軽減を立ててジャーベルを回し始めるも、途中で止まってしまう。仕方なく大量の打点を立ててターンを返す。
返しにダイスベガスを張られて焦るが殴る他ない。

意を決して飛び込むと、いくつか防御トリガーを踏むものの、本命の《波壊Go》は現れなかった。

予選 7-1


本戦1回戦 猿
先攻ではあったが満足にリソースを広げる手段を持たず、トレード合戦で押されて負け。

結果 本戦1落ち

Epilogue

このデッキは本当に強かった。
運さえ向けば、あるいは倍速がループ方法を覚えていればもっと上に行っていてもおかしくないリストだったと思う。
リスト立案者のハザマさんを始め、調整に携わったみんな、ありがとう。

ところで、ネクストは……?